当校のMBA top-upプログラムでは2年未満でのMBA学位取得が可能です。また、ローリング・アドミッション制度の導入により毎月入校が可能なため、思い立ったときにすぐに学習を開始することが可能です。これはほかの日本国内のMBAスクールにはない当校の最大の特徴の1つです。ここでは具体的なMBA取得までのスケジュールについてお伝えします。
MBA top-upプログラムの構成
まず、当校のMBA top-upプログラムの構成は以下の通りです。
本プログラムは当校における8ヶ月間のPDG課程(Postgraduate Diploma:大学院経営管理学科目課程)と、英国国立大学:Anglia Ruskin University(以降ARU)における9ヶ月間のMBA課程で構成されています。
2つの課程を単純に合計すると17ヶ月間の受講期間となりますが、これはあくまで受講期間のカウントであり、実際にはPGD課程からMBA課程へのtop-upのためのインターバルが必要となります。
入学月によるMBA取得までのスケジュール
分かりやすくするために、入学月によるMBA取得までのスケジュールを表にいたしましたのでご確認ください。
PGD課程入学 | PGD課程修了 | PGD最終課題提出 | MBA課程入学 | MBA課程修了 | MBA取得までの期間 |
---|---|---|---|---|---|
1月 | 8月 | 9月 | 翌年1月 | 翌年9月 | 21ヶ月間 |
2月 | 9月 | 10月 | 翌年1月 | 翌年9月 | 20ヶ月間 |
3月 | 10月 | 11月 | 翌年1月 | 翌年9月 | 19 ヶ月間 |
4月 | 11月 | 12月 | 翌年1月 | 翌年9月 | 18ヶ月間 |
5月 | 12月 | 翌年1月 | 翌年5月 | 翌々年1月 | 21ヶ月間 |
6月 | 翌年1月 | 翌年2月 | 翌年5月 | 翌々年1月 | 20 ヶ月間 |
7月 | 翌年2月 | 翌年3月 | 翌年5月 | 翌々年1月 | 19 ヶ月間 |
8月 | 翌年3月 | 翌年4月 | 翌年5月 | 翌々年1月 | 18 ヶ月間 |
9月 | 翌年4月 | 翌年5月 | 翌年9月 | 翌々年5月 | 21 ヶ月間 |
10月 | 翌年5月 | 翌年6月 | 翌年9月 | 翌々年5月 | 20 ヶ月間 |
11月 | 翌年6月 | 翌年7月 | 翌年9月 | 翌々年5月 | 19 ヶ月間 |
12月 | 翌年7月 | 翌年8月 | 翌年9月 | 翌々年5月 | 18ヶ月間 |
上記の通り、最短でMBAを取得することができるのは4月、8月、12月入学の場合となり、MBA取得までの期間は18 ヶ月間 です。また最長の期間がかかるのは1月、5月、9月入学の場合で、MBA取得までの期間は21 ヶ月間 です。
なお、MBA課程には受講期間が4カ月間という課程も存在し(9カ月間はPart-time、4カ月間はFull-timeと呼ばれています)、その課程を選択することで更なる学習期間の圧縮(5カ月間の圧縮)も可能です。4カ月間のMBA課程を選択した場合のMBA取得までの最短期間は約13カ月間です。
※MBA課程の修了後、学位証明書の発行までにはさらに時間がかかる場合がありますのであらかじめご了承ください。
MBA top-upの条件と流れ
MBA課程へtop-upいただくためには、PGD課程のすべての課題に合格いただくことが必要です。上記表の「PGD最終課題提出」の月にはすべてのPGD課程の課題に合格していることが前提となりますので、予めお知り置きください。top-upの期日までに1課目でも合格していない課題がある場合はtop-upできません。
top-up後のMBA課程の開始月は毎年1・5・9月の計3回となっておりますが、ARUの学事日程の都合によりそれぞれの前月や次月に受講開始がずれ込む場合もあり、その場合は上記表のスケジュール通りとはならないケースもありえますことをご理解ください。また、ご希望のMBA課程の開始日程に間に合わせるために、通常より早めに課題の提出をお願いする場合もあります。特に4月、8月、12月入学で最短でのMBA取得を目指す場合は、基本的に通常より早いタイミングで最終課題をご提出いただく必要が出てきますので、予めご了承ください。
なお、PGD課程の終了からMBA課程の開始までに期間が空く場合でも、逆にそのことによるメリットがあることも。MBA課程では論文に準じる「Action Research Project」を完成いただく必要がありますが、研究テーマの設定などはご自身で行っていただく必要があります。top-upまでに時間がある場合はその期間を有効に使って、PGD課程で学んだことを振り返りながら研究テーマを推敲することもできます。また、学生さんによっては、インターバルの期間中に仕事や家庭のスケジュールを調整することも可能でしょう。最短のスケジュールでは、PGD課程から間髪を入れずにMBA課程がスタートすることになるため、学生さんによっては「top-upまでに余裕があった方が良かった」という声もあります。
8課目の受講後であっても、top-upされるまでのあいだはPGD課程を受講いただくことが可能です。2周目の受講によって、さらにその分野の理解度を高めることもできますので、ぜひこの権利を有効にご活用ください。
MBA top-upまでのインターバルについて
PGD最終課目の課題提出からMBA課程に入学いただくまでには通常約2 ヶ月間 のインターバルが必要です。これは最終課目の採点と、Qualifiによるチェック並びにPGD発行手続き、さらにARUへのMBA top-up申請が必要になるためです。最終課題を提出したからといってすぐにtop-upができるわけではないことを予めお知り置きください。
他校の入学可能月とMBA取得までの期間について
以下はGoogle検索において上位に表示される、国内に学習拠点を置く教育機関と当校のMBAプログラムとの、入学可能月とMBA取得までにかかる期間を比較した表となります(「オンライン MBA」のキーワード検索で表示される上位6校と当校の比較)。
当校では完全オンラインでのMBA取得が可能ですが、ほかの教育機関がすべて完全オンラインによるMBA取得が可能とは限りませんので予めご了承ください。あくまで「オンライン MBA」でヒットする検索上位校との比較となります。
他校と当校の入学時期とMBA取得にかかる期間の比較
教育機関 | 国/形態 | 入学時期 | 取得にかかる期間 |
N | 日本/大学院 | 4,9月 | 2年間 |
G | 日本/専門職大学院 | 4月 | 2年間 |
S | 日本/専門職大学院 | 4,10月 | 2年間 |
M | 米国/BS | 4,8,12月 | 2年間 |
B | 豪州/BS | 1,5,9月 | 2年間 |
W | 英国/BS | 4,10月 | 2年間 |
当校 | 英国/BS | 毎月 | 最短18ヶ月間 |
※国は学位の発行国、形態の「BS」は「ビジネススクール」の略です。
※教育機関の表記は他記事の表とも連動しています。ぜひそちらの記事もご確認ください。
表を見てお分かりいただける通り、当校以外の教育機関の入学時期は年1~3回に限定されており、取得にかかる期間も2年間が規定となっております。
Gの教育機関に至っては、仮に5月にMBAを取得しようと思い立ったとしても翌年の4月まで入学を待たなければならず、卒業は思い立ってから3年後の3月になってしまいます。それが当校の場合、即5月の入校が可能であり、思い立ってから2年後の1月にはMBAが取得できます。この1年以上の差は非常に大きいと言えるでしょう。
また他の教育機関についてご考慮いただきたいのが「規定の期間で修了できなかった場合にどうなるか」という点です。一般的に日本の教育機関では既定の期間で修了できなかった場合、1年単位で履修期間が増え、さらにその分の授業料がかかる場合が多いと思います。その点当校のプログラムの場合、PGD課程は最大17カ月間まで追加費用無料で在籍することが可能(諸条件があります。またMBA課程は延長ができません。)であり、ある程度の範囲内ですがご自身の都合に合わせてスケジュールを進行いただくことも可能です。
MBAを取得することを決めたにも関わらず入学まで数カ月も待機するような「もったいない時間の使い方」をするのはやめましょう。MBA学位をより早く取得することはキャリア形成にとってより有利に働きます。ぜひ当校のMBA top-upプログラムを活用し、早期でのMBA学位取得を実現してください。